ビープ音を演奏するのは最初だけです。もっと面白いのは、録音済みのサンプルを使うことです。やってみましょう。
sample :ambi_lunar_land
Sonic Piは演奏のためにたくさんのサンプルを持っています。playコマンドを使うようにサンプルを使えばよいのです。複数のサンプルや音符を演奏するには、それらをひとつひとつ順番に書いていきます。
play 36
play 48
sample :ambi_lunar_land
sample :ambi_drone
もし間を空けたいなら、sleepを使います。
sample :ambi_lunar_land
sleep 1
play 48
sleep 0.5
play 36
sample :ambi_drone
sleep 1
play 36
最初のサウンドが終わる前に、次のサウンドが始まることに注意してください。sleepコマンドは、サウンドの開始の間隔だけを記述しています。これによって、簡単にサウンドを重ね合わせて、おもしろいオーバー・ラップ(重複)のエフェクト(効果)を生み出すことができるのです。このチュートリアルの後半で、エンベロープでサウンドのduration(長さ)を制御する方法についてみていきます。
Sonic Piが収録しているサンプルの種類を知るには、2つの方法があります。1つ目は、このヘルプシステムを使うことです。下のメニューの中のサンプルをクリックし、カテゴリを選ぶと、使用できるサウンドのリストが表示されます。
あるいは、オート・コンプリーション(自動補完)システムを使うこともできます。sample :ambi_のような複数のサンプルを束ねるグループ名をタイプし始めると、同じグループ内から選択できるサンプルの名前がドロップ・ダウンして表れます。以下のサンプル・グループの接頭語を入力してみましょう。
:ambi_:bass_:elec_:perc_:guit_:drum_:misc_:bd_さあ、あなたの曲でサンプルのミックスを始めてみましょう!